我が家に地デジがやってきた

のはいいのだが、TV観る時間がまったくないのが目下の課題。どうしたものか。


以前使っていたのは10年以上使ったHITACHI製の17型ワイド、モノラル、セガサターン端子つき。ここ数年調子が悪く、白が基調の画面で水平同期がずれる現象が発生していた。白背景で人物が写っている場面が勝手にムンクの叫びになる。そこから一気に壊れてくれないかなと思っていたが、結局先週廃棄するまでその状態のままだった。

「いや〜、なかなか壊れてくれなくて」
「それって、壊れてるっていうんじゃない?」
「あ。」

とかいう会話があったとかなかったとか。


それはさておき、今回買ったのはちょっと型落ちしたAQUOSの26型。コストパフォーマンス的には32型がよかったんだけど、部屋が狭いからあきらめることに。リモコンに「裏番組」ボタンとかついてて激しく便利。表示も一瞬で超快適。

店頭でぼんやり眺めてみるだけでなく、こうやって実際に消費して使ってみるとあらためて技術の進歩を感じるなあ。メーカー勤務の立場からいうと、どんどん高機能化、差異化していくのはいいんだけど、もっともっと基本的なところで顧客へ価値訴求ができていないんじゃないだろうか。買い換え需要が何年サイクルかを設定する際、例えば10年買っていない人はどういう価値観であるかをふまえておく必要があることかもしれない。

私の場合ぶっちゃけ「映れば何でもいい」派だけどね。