3時間で「専門家」になる私の方法

この本もよかったなあ。今週末は有意義だった。

3時間で「専門家」になる私の方法

3時間で「専門家」になる私の方法

以下、読書メモ。

  • 「情報をひとつずつ丁寧に吟味するのではなく、情報のひとかたまりからガサッと全体像をつかみ取るような新たな情報分析手法が必要」(P.28)
  • 新聞記事は全体像をマトリックスにして、個別の取材結果をあてはめていくことで完成する。マトリックスをまず作ることが重要。
  • よいマトリックスを作るには、クオリア(皮膚感覚)が必要。インターネットによって、短時間で効率的にクオリアをすくい取ることができるようになった。
  • 検索の順序は、「新聞記事等のオフィシャルなデータベース(有料も含む)」→「一般のウェブサイト」→「個人や企業のブログ」→「2ちゃんねる等の掲示板」を基本とする。
  • 「広く浅く」から「狭く深く」へ、意識的に切り替えて効率的に進める工夫が必要。「気づきポイント」でこれを繰り返すと、情報収集のプロセスはニューロン型となっていく。気づきにはクオリアが重要。
  • はてブのような仕組みによって、本文にないキーワードでもコメントやタグによって関連づけられることがあり、セレンディピティ(偶然を引き寄せられること)が夢ではなくなっている。