LL魂いってきた

期待以上に面白かった。

<基調講演>
和田研フォント、HHKなどで有名な和田先生。歯車でできた積分専用計算機に「ハッカー」を感じてしまうとか、強烈。


<オレ様言語の作り方>

  • xtal:プレゼンはおちゃらけ気味だけど面白かった。言語設計、実装自体はしっかりしてそうだし、これからが楽しみ。
  • Python:開発ロードマップ、移行計画等がしっかりしていて「安心して使える」そうだ。GooglePython使っているのはこういうところが理由なのかも。

あとは省略。


VM魂>
LLはプロトタイプでその後Javaとかで作ればいい、いやそれならそのままLLで最後までつくればいいじゃん、LLのためにVM側に命令セット追加したらどうか、いやそれは反対だ、等。このセッションはディープだった。
ところで、JVMにしろ.NET Frameworkにしろ、配布の時はファイルサイズがすごいことにならないのかな。まあ今どきサイズなんて気にしたら負けなのかもしれないけど。富豪的思考になるにはかなりの矯正が必要だな。


<キミならどう書く>
プレゼンソフトを作る。「一般人にも使えること」という要件がことごとく無視されていたのがウケた。


<Lightning Talk
上手な人は底抜けに面白いなあ。
何割かは単なるウケねらいなのか準備不足なのか、ともかくちょっと冷めてしまった。



今回LLの「熱気」を肌で感じたいと思って参加してみたわけだが、VM魂のあたりは地熱というかふつふつと沸き上がるマグマのような迫力を感じた。Ruby vs PythonJava vs .NETというわかりやすい対立構造だけではなく、それらが渾然一体となった世界が現れようとしている。しばらくは目が離せない。

まあ日曜プログラマーとしてはRubyCocoaでよいんだけどね:)