Sharity3

うちのNASはBuffaloのちょっと古いやつ(HD-HLAN300だったかな?)だ。いちおうMac対応となっているが、実際にはファイル名が長いとダメとか使えない文字があるとか、あとファイルサイズも2Gぐらいで読めなくなる。キャプチャボックスでNASにTV録画させてMacで再生…という用途が多いのでちと不便。
その筋からの情報によると、NASでよく使われるサーバソフトウェアと、Macのクライアントとの相性問題らしい。しかも、最新バージョン同士では起こらないはずの現象が起こっているので、どうやらNAS側の対応プロトコルも古いらしい。バージョンアップも期待できない状況のため、いろいろ調べてみたら、こんなのがあった。

Sharityの最新バージョンVer.3では?というと、ディフォルトではサーバー側のキャラクターコード・エンコーディングにShiftJISを選択できないため日本語表示ができません。クライアント側ではShiftJISを選択することができるのに...
Sharityをインストーラに従い導入すると /Library/StartupItems/ 以下にSharity3のディレクトリーが作られます。各コードのキャラクターマッピング・テーブルは /Library/StartupItems/Sharity3/etc/unicode/ 以下にサーバーとクライアントに別けられて保存されています(Sharity 2.Xではサーバー・クライアントの区別なしに一つのディレクトリーにまとめられています)。
/Library/StartupItems/Sharity3/etc/unicode/clients の ShiftJIS.cfg を /Library/StartupItems/Sharity3/etc/unicode/servers にコピーするとSharityのGUIツールで選択可能になります。
設定を保存後、改めてLinkstationに接続すると、ちゃんと日本語名のファイルをコピーすることができました。

ということで、いちおう使えるのだが、どうも「:」がファイル名に入ってるとダメなようだ。設定とかで回避できるか、また調べないと。