check*padでGTDの考察

check*padを使ったGTDについて、自分なりに実践方法を考えてみます。

check*padやTa-Da Listは2階層(リスト→チェック項目)のTODOツールです。昔からある多階層のアウトラインプロセッサに馴染んでいると、2階層で足りるか不安になります。しかし少し考えると、多階層であることがGTDの妨げになる気がしてきました。

多階層がサポートされていると、ついつい深くネストしたツリー状の構造を作ってしまいがちです。そうすると項目数や深さあるいは内容のバランスなどが気になって、TODOをこなすよりTODOのメンテナンスに時間がかかるようになってきます。これは、うまく管理できているかなんとなく不安が残るためで、GTDでいう「ストレスフリー」な状態にはなりません。GTDでは「気になることすべてを絶対的に信頼できるシステムに書き出す」と言ってますから、多階層の自由度が高すぎるために恣意的な構造が紛れ込んでしまい、システム(電子ツールおよびその使われ方)が信頼できなくなってしまうのでしょう。

というわけで、2階層でも工夫次第、と考えることにしました。さてcheck*padのリスト(第1階層)は、どうするといいでしょうか。

  • いつかやる/多分やる
  • 資料
  • プロジェクト
  • 連絡待ち
  • 次の物理的なアクション

「いつかやる/多分やる」と「資料」はcheck*padの「リストを保管する」機能を使うとよさそうです。資料は不要ならわざわざ作らなくても構いませんし、カテゴリ別に分けるとか応用できますね。また、「プロジェクト」というと一般的な意味に引きずられる気がするので、「検討中(プロジェクト)」あたりがいいかもしれません。アクセス頻度や視認性を考えて以下のような構成にしてみました。

<リスト一覧>

  • 次の物理的なアクション
  • 連絡待ち
  • 検討中(プロジェクト)

<保管したリスト一覧>

  • いつかやる/多分やる
  • 資料

「次のアクション」をカテゴリ別や目的別にしたいところですが、今日のところはぐっと我慢して一度これで試してみます。